こんにちは!COMPの編集室です。
COMPではアスリートをはじめ、 多くの活動をスポンサーシップ・サポートしています。
COMPがサポートするプロマウンテンランナー吉住友里(よしずみ ゆり)さんの
2025年3月&4月に出場したレースの結果をシェアさせていただきます🙌
<目次>
2025/3/15(土)、比叡山インターナショナルトレイルランで優勝!
吉住さんは2月のレースで左手の小指骨折というアクシデントに見舞われました。 比叡山は、手術後2週間でのレースへの参加となりました。
吉住さんにとって比叡山のレース参加は4回目。 そのうち2023年、2024年の2回は50マイルの部で2連覇を果たしています。 今回は50kmの部でのエントリーでした。
まだ左手にはワイヤーが入っている状態で、雪の中でのレースという過酷な状況でしたが、50km(累積累積標高差3700m)を7:01:03で完走し、見事優勝という結果でした!👏
吉住さんコメント:
「早い時間から雪が降りだし、途中は吹雪になって極寒でした。
寒さに弱いのと、いつもよりスピードを出せないせいで冷えて脚が固まり、
最後の登りは全く走れず、今までで一番きつい比叡山でした。
それでも何とかゴール出来てよかったです。
左手が使えないだけでこんなに走りにくいとは。
怪我や痛みなく走れる、ということが本当にありがたいことで、
これからもっと気をつけたり感謝して走れるようになれそうです。
久しぶりに辛さを感じるレースとなりましたが、この経験は必ず今後に生かしたいです!」
2025/3/23(日)、OSJ新城トレイル32Kmで優勝!

比叡山の翌週の3月23日(日)は、愛知県新城市で行われたOSJ新城トレイルの32kmの部(累積標高差2,600m)に出場。 4:42:42のタイムで見事優勝しました!男女総合でも11位という結果です👏👏
極寒の比叡山とは打って変わって、気温も上がって暑くなり、 左手が腫れて使えないというコンディションの中でも、 比叡山とは別人のように元気に走れたとのことです。
吉住さんコメント:
「小指の手術をして、ピンが出ているところから感染したようで、小指が腫れ上がり痛くて化膿してしまい、出走も迷いましたが、無理はしないと決めて走りました。
左手を使えない難しさと緊張感でいつもより思いきりは走れないし、新城のコースは転んだら大怪我をするようなテクニカルな場所が多く、集中力を最大限に使って走りました。
怪我をしていても、万全な状態でなくても、やはり山を走ることが愉しく、レースが愉しく、私にはこれが生き甲斐なんだと再認識出来ました。
年齢があがるにつれ、なかなか万全な状態で走るというのが難しくなってくるとは思いますが、できる限り怪我や故障なく、身体も心も良い状態でレースのスタートに立てるようにしていきたいと思いました。」
2025/4/4(金)5(土)、韓国開催のJangsu Trail Raceのバーティカルで優勝、38kmで女子総合2位!
4月3日(木)から9日(水)まで韓国に滞在し、ソウルから車で4時間ほどのJangsu(チャンス)郡で開催されたJangsu Trail Raceに出場しました。
大会のメインとなる2日目は約2,500人が参加するほどの、大変人気のある大会です。
大会初日4月4日(金)は4km(累積標高差500m)のバーティカルレースに出場し、30分38秒のタイムで見事優勝、男女総合でも8位でのゴールでした👏👏
2日目の4月5日(土)は、38.8km(累積標高差2,855m)のレースに出場。 5時間10分36秒のタイムで、2位・男女総合6位の結果でした。
吉住さんコメント:
「初日のバーティカルは、大会記録を8分ほど更新して優勝することができました。 2月のトランスグランカナリアのバーティカルでは不完全燃焼な走りだったので、今回はいい走りができてよかったです!
2日目も優勝を狙っていたのですが、1位の女性は韓国で国別ランキング1位の女性で強かったです。 雨で、朝は2℃と冷え込みもあり、ロングタイツとシェルを着て臨みました。
寒さだけでなく、思った以上にタフなコースで、ひたすら急なアップダウンを繰り返し、じわじわと脚とメンタルを削られるようなコースでした。 今回招待選手としての参加だったので、結果を出せてうれしいです!」
2025/4/26(土)、Mt.FUJI100 2025のASUMI 40Kで2位!

日本最大級のトレイルランニングレースの1つ、Mt.FUJI100 2025が、富士北麓地域で2025年4月25日(金)から、27日(日)の3日間に渡って開催されました。
吉住さんは今年から新設されたショートカテゴリー、ASUMI40Kに出場。 40.2km、累積標高差1,600mを3時間41分08秒で完走し、2位(日本人1位)という結果でした。
吉住さんコメント:
「2022年と2024年は『KAI70K』で優勝していますが、今年はポイントをとるために新しくできた『ASUMI40K』に出場しました。
今回、中国のシャン・フージャオ選手という、アジアNo.1、世界ランキングでも5位の強豪選手がASUMI40Kに出場し、彼女にどれくらいついていけるかのチャレンジで、何度も試走して臨みました。
必死に追いかけましたが、下りで離され、21kmのエイド以降は見えない背中を追い、全力を出し切り、2位でゴールしました。 最終的にフージャオ選手とは3分35秒差でした。
やはりまだまだ彼女の方が速いし強いし、差を実感させられましたが、 それでも、彼女と競い合えたのは苦しい中にも愉しさがあり、いいレースができたので、彼女に感謝です。
まだ完治ではないけれど、小指骨折からようやく全力で走れるようになり、走れる喜びを今まで以上に感じながら走ることができました。
地元のレースなので地域の方々にも応援して頂いたり、たくさんの人が応援してくれて、うれしかったです。
課題や克服すべきところはたくさんありますが、それをのびしろと捉えて、がんばっていきたいと思います!」
怪我を乗り越え、全力で競技に臨む吉住さんの言葉が力強いですね! 今後も吉住さんの活躍にご注目ください。
>> 吉住友里さん 公式Instagram
https://www.instagram.com/yoshizumi.yuri/
>> 公式YouTubeチャンネル「ずーみんチャンネル」
https://www.youtube.com/@yurimountainrunner
今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
※本ページの写真は各大会の公式写真および吉住さんのSNSよりお借りしています。二次利用等はお控えいただけますと幸いです。